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9月からブロードバンドネットカフェ事業を展開 ベストブロードバンド ソフトバンクと共同で
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ブロードバンド総合サービス業の株式会社ベストブロードバンド(福岡市中央区那の津二丁目、北田葆光社長)は、九月から県内の「ベスト電器」直営五店舗内でオンラインゲームを中心とした各種ブロードバンドコンテンツ集約型のネットカフェ「ベストBBタウン」事業を展開している。
これは今年六月、ソフトバンクグループの関連会社・ソフトバンクBB(東京都中央区、孫正義社長)と共同で同事業に対する事業計画を策定し、新たなブロードバンド市場に対する需要喚起およびブロードバンド総合サービスの強化を目的としたもの。同事業は、ソフトバンクBBが商用ライセンスを取り扱っているオンラインゲームイベントへの参加や人気ゲーム関連グッズの購入、各種インターネットオークションを体感できるほか、店舗の一画にコーヒーショップを併設しているのが特徴。今年九月には小倉本店および久留米本店、NEW春日店内でオープンしており、十月二十五日付で福岡本店、三十一日には西新店内に開設するなど、現在、計五店舗を展開している。また、十一月十五日には広島本店内への出店も予定している。営業時間は午前十時から午後九時まで(西新店は午前十時から翌午前二時まで)。基本料金は一時間当たり三百九十円で、今期の新規獲得会員数は三千人を見込んでいる。
同社では今後もブロードバンドネットカフェの出店を計画しており、「ベスト電器」直営店舗内への出店候補選定および「ベストBBカフェ」のテナントとして入居するコーヒー専門業者の入居調整を引き続き進めていく方針。小長光常務は「まずは、各店舗の平均フロア百平方メートル、PC三十台規模でスタートし、軌道にのれば店舗規模を拡大していきたい」と話している。
同社は株式会社ベスト電器の関連会社として二〇〇二年四月に設立。資本金は一億円、従業員数は三人 。
2003.11.5 発行 週刊経済より