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創作料理店を西区西の丘2丁目にオープン 梅の花 12月6日


 湯葉・豆腐の創作懐石料理「梅の花」を展開している株式会社梅の花(久留米市天神町、梅野重俊社長)は、福岡市西区に創作料理店としては、二号店目となる「オーリエUMENOHANA」を十二月六日にオープンする。
 三陽中学校・高等学校近くの福岡市西区西の丘二丁目の既存店「チャイナ梅の花」の敷地内に併設するもの。店舗面積は六百十一平方メートルで同店舗と隣接して、自社のパン工房を併設する予定。店舗は南国の開放的なイメージとなっており、料理は産地直送の一〇〇%有機野菜を使用した和食や洋食にとらわれないヘルシーな創作料理。「野菜本来のおいしさを理解してもらうのが狙いで、専属ソムリエを配置するなど顧客満足を第一に考慮したサービスを予定している」という。主なターゲットは健康を意識している女性など。一人あたりの客単価は三千八百円、年間売上高見込みは三億円を見込んでいる。
 同社の営業本部藤原弘課長は「健康をテーマにした店づくりを目指す。併設するパン工房は、焼き上がり時間を前もって告知するなど一般向けの販売も予定している。また、博多湾が望むことができるなどリゾート気分を味わえるのでは」と話している。
 同社は一九七八年設立。資本金十六億七千八百七十万円(〇二年九月三十日現在)。従業員四百六十二人。「梅の花」を五十三店舗。中華料理店「チャイナ梅の花」を八店舗、かに料理専門店の「かにしげ」を二店舗、アジア風料理店「オリエンタル有楽町」を一店舗、「オーリエUMENOHANA」を一店舗。
 梅野重俊社長は八女市柳瀬出身で、一九五一年一月一日生まれの五十二歳。久留米市立久留米商業高校卒。趣味はゴルフ、釣り。

2003.10.15 発行 週刊経済より