NEWS
- 地域
来年度から16病院ら参加し地域医療ネットワークを運用 福岡大学病院・こんぴゅーた屋さん
Tag:
福岡大学病院医療情報部(代表:瓦林達比古産婦人科教授)、医療情報化コンサルタントの株式会社こんぴゅーた屋さん(福岡市早良区室住団地、大曲光敏社長)は、来年四月から、ネットを通じて地域の各医療機関での患者情報などをやりとりするネットワークの運用を始める。
昨年から、福岡大学病院医療情報部が中心となって、共有電子カルテ、患者紹介一元管理などを盛り込んだ「地域医療のIT連携」を提唱、今年から福岡都市圏の代表的な総合病院十六院などが加盟する「福岡市西南部・糸島地区地域医療連携協議会(略称FDーNET)」を立ち上げ、この正式運用を始める。代表的な加盟病院は、牟田病院、川浪病院、長尾病院、さくら病院、博愛会病院、昭和病院、福岡リハビリテーション病院、村上華林堂病院、西福岡病院、白十字病院、夫婦石病院(以上福岡市)、福岡徳洲会病院(春日市)、栄光病院(粕屋郡志免町)、糸島医師会病院(前原市)、福岡大学筑紫病院(筑紫野市)。
また、来年一月をめどに、株式会社こんぴゅーた屋さんと臨床試験コーディネート事業者数社との間で、同ネットワークを通じた新薬臨床試験を手掛ける会社を新規に立ち上げる計画がある 。
2003.11.26 発行 週刊経済より