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4月からデイサービスセンターのFC展開を開始 エルダーサービス 名称は「エルダーズネットワークFC」


 高齢者向け介護施設管理・運営を手掛ける株式会社エルダーサービス(北九州市八幡東区大蔵三丁目、芳賀祥泰社長)は四月から、デイサービスセンターのFC加盟法人の募集を開始した。
 加盟金は三百万円、人材研修費五十万円、ロイヤルティー総売上の五%で契約期間五年間。初期投資額は建築面積四十平方メートルの「小型」施設で三千八百五十万円以上、建築面積百二十平方メートルの「大型」施設で七千二百万円以上を見込む。単月黒字化については約十カ月、初期投資の回収期間は約三年を見込む。全国の県庁所在地、政令指令都市中心の展開を計画している。
 同社は賃貸物件を中心に定員五十人の「大型」、三十人の「中型」、十五人程度の「コンビニ型」のデイサービスセンター、デイサービスセンターとグループホーム併設の「複合型」の四種類計五施設を直営で展開し、運営ノウハウ蓄積を進めてきたもの。  同社のデイサービスセンターはパソコンやカラオケルーム、テレビゲームを利用したリハビリ機器を導入しているのが特徴。芳賀社長は「ハード面だけでなく、パソコンインストラクターを配置、職員に足裏マッサージ(リフレクソロジー)技術を習得させるなど差別化を図る取り組みをしてきた」と話している。

 介護サービスコンサルティング事業を開始

 また、同社は介護サービスコンサルティング事業を開始する。
 介護ビジネスを検討する法人を対象としたもので、「デイサービス」「グループホーム」、「訪問介護」、「訪問介護」などの開業支援、開業責任者に対しての人材教育を行うほか「介護ビジネスセミナー」を開催する。 同社は〇一年十月設立、資本金四千八百万円、売上高二億七千八百八十万円(〇二年十二月期)、経常利益六千四百万円、従業員三十人。
 芳賀社長は一九六九年三月三十日生まれの三十四歳、八幡東区出身、早稲田大学教育学部・社会科学部卒。

2004.3.16 発行 週刊経済より