NEWS

  • 地域

鳥栖プレミアム・アウトレットにFC店 ピエトロ レストランは97店体制


 ドレッシング製造・販売やレストラン事業を展開する株式会社ピエトロ(福岡市中央区天神三丁目、村田邦彦社長)は三月十二日、佐賀県鳥栖市弥生が丘にオープンした九州最大規模のアウトレットの商業施設「鳥栖プレミアム・アウトレット」(運営・チェルシージャパン株式会社)にレストランのフランチャイズ店をオープンした。
 店舗名は「ピエトロ鳥栖プレミアムアウトレット店」。運営主体はガソリンスタンド経営の有限会社石松石油(神埼郡東脊振村大字石動、石松和博社長)で、同社にとって五店目のピエトロFC店。ピエトロとしてはレストラン九十七店、ファストフード業態「MIOMIO」十九店体制となる(三月三十一日現在、FC・海外含む)。
 施設内での場所はP1駐車場側。店舗面積は百九十三・五平方メートル。客席数は八十四席。ウッディで温かみのあるゆったりとした明るい店舗となっているのが特徴。メニューアイテム総数はドリンクデザート含めて約百種類。うちパスタ・ピザ・ドリアが約七〇%と中心メニューとなっている。
 スタッフは山田幸弘店長をはじめ約二十五人。営業時間は午前十一時~午後九時まで(ラストオーダーは午後八時三十分)。投資額は約五千万円。目標客単価は千百円、月商目標は約千五百万円に設定している。
 「プレミアム・アウトレット」は米アウトレット専業ディベロッパーのチェルシープロパティグループと三菱地所株式会社、日商岩井株式会社の合弁会社、チェルシージャパン株式会社が展開する国内外の有名ブランド品を安く販売するアウトレットセンター。鳥栖は静岡、大阪、栃木に続く施設で、九州へは初進出。総店舗面積が約一万八千四百平方メートルと同種施設では九州最大規模となる。建物は米国・西海岸の街並みをイメージし、物販八十八店、飲食六店が入居している。

2004.3.23 発行 週刊経済より