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大牟田市に太陽光発電システム製造工場を建設 東京都のエム・エス・ケイ 総事業費は約10億円


 太陽電池モジュール、太陽光発電システム製造・販売の株式会社エム・エス・ケイ(東京都新宿区、笠原唯男社長)は、総事業費約十億円をかけ大牟田市四箇新町の大牟田テクノパーク内に太陽光発電システムの製造工場を建設している。完成は六月、操業開始は七月の予定。  
  同社では、長野県佐久市に続く二カ所目の生産拠点で、さらなる機械化、工程の合理化によって生産コストの軽減を目指した量産合理化工場となる。敷地面積は七千五百九十六平方メートル。工場は平屋で一部二階建て、延べ床面積は四千九百五十四平方メートル。従業員は当初約五十人を採用、将来的には百人体制を目指す。同社では「太陽電池の普及拡大による受注の増加と九州地区での事業展開を考慮して同所への工場建設を選定した」と話している。  
  同社は一九六七年七月設立、資本金は二億八千三百万円、二○○四年六月期の売上高は二百億円を見込んでいる。従業員数は二百人(二〇〇四年二月一日現在)。

2004.4.6 発行 週刊経済より