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北九州市小倉北区に直営の女性専用温熱浴場 アニーグループ 6月中旬オープン


 アニーグループで、温熱浴場「石の癒(いしのゆ)」を直営・FCで展開するライフ・サイエンス(福岡市博多区店屋町、二枝たかはる社長)は六月中旬、北九州市小倉北区船場町に女性専用の同浴場をオープンする。直営では五店目。  
  店名は「石の癒プリンセス・スタイル小倉店」。場所は、株式会社井筒屋(北九州市小倉北区船場町、中村眞人社長)が「鴎外橋」右岸の商業施設「紫江’S」の隣に建設している「紫江’S Ⅱ」の三、四階で、約三百平方メートルの店内に十六床のベッドを設置。料金は一人二千八百円で、来客は 年間約二万四千人、売上高は物販も含めて約一億二千万円を見込んでいる。店内では、美容液やパックなどの石の癒オリジナル商品が使用でき、販売もする予定。営業時間は午前十一時から午後十一時まで(最終受付は午後九時)。  
 「石の癒」は約四十度に温めたプラズマ石から発生する遠赤外線を利 用したお湯に入らない温熱浴のこと。利用者はプラズマ石の上にうつぶせ五分、仰向け五分、休憩七~八分を数回繰り返す。二枝社長は「北九州では初出店、多くの人に体験して欲しい」と話している。  
 
  雑貨ショップのFC展開を再開  
 
 また、同グループで生活提案型雑貨ショップ「アニーのお気に入り」を展開するAnny Group株式会社(同所、同社長)は六月をめどに、三年ぶりに同店舗のFC展開を再開する。  
  現在、FC・直営合わせて二十二店舗展開。ここ数年は、出店を見合わせていたが、サービスや商品などのノウハウが再構築でき、百貨店などからの出店依頼が相次いだため、新規出店を再開する。二枝社長は「今年は”変わらぬために変わる”をテーマに、様々なサービスを提供していきたい」と話している。  
  二枝社長は糟屋郡志免町出身で、一九五九年十二月三日生まれの四十四歳、福岡大学付属大濠高校卒、趣味は石の研究、朝日と夕日を見ること。
2004.4.13 発行 週刊経済より