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古紙再資源化事業のグループ4社が合併画 九州紙パ資源 業務の効率化を図る


 古紙再資源化事業の九州紙パ資源株式会社(福岡市博多区綱場町、柳川憲司社長)は、四月一日付でグループ会社である紙パ資源株式会社(東京都中央区、森田敏雄社長)、中部紙パ資源株式会社(愛知県犬山市、木全康裕社長)、関西紙パ資源株式会社(大阪市住之江区、吉田良三社長)と合併、JP資源株式会社(東京都中央区、森田敏雄社長)となった。  
 これまで九州紙パ資源をはじめとする四社は、文書ファイルなどの保管管理の請負および再生製紙原料の加工・販売業務を手掛けてきたが、今回のグループ集約化によりノウハウの結集や情報の共有化などを図る。資本金は三億五千万円、初年度売上見込は三十四億円、従業員は八十五人。九州事業部を統括する楠田常務は「各事業部の業務が類似していたため一本化に踏み切った。合併後は機密保存事業も定着させて企業の機密処理・古紙のシェア拡大を図りたい。」と話している。  
  新会社の役員は次の通り。
 ▼社長 森田敏雄▼常務(関東事業部統括)土橋静男、(関西事業部統括)吉田良三、(九州事業部統括)楠田薫▼取締役(本社・開発事業担当)寺門隆夫、(中部事業部統括)前田孝夫▼非常勤取締役(日本紙パルプ商事貿易営業本部原材料部長)脇坂義則▼監査役(日本紙パルプ商事管理本部財務部長)岡崎昭彦。

2004.4.20 発行 週刊経済より