NEWS

  • 地域

南区野間4丁目の大型斎場出店で福岡初進出 マインズピア誠善社 12カ所目の出店


 葬祭事業の株式会社マインズピア誠善社(北九州市小倉北区篠崎一丁目、八尋一信社長)は五月中旬、福岡市南区野間四丁目に大型斎場を出店し、福岡都市圏に初進出する。
 同社はこれまで、北九州市を中心に葬祭事業を展開してきた。福岡都市圏での出店は初めてで、今回の斎場で十二カ所目の出店となる。場所は通称「大池通り」沿い、「寿屋」の跡地。土地建物の所有は、同施設に近接する野間自動車教習場で、同社は賃借して同斎場を運営する。施設名は「メモリアルホール野間」で、総事業費は三億三千万円。敷地面積は約二千六百四十平方メートル、建物は三階建て。一階は式場で、エントランス、福岡地区でもワンフロアで最大規模となる七百人収容の大斎場、二百人、百人収容の中斎場二カ所、初七日室二室、バス・トイレ・キッチン・宿泊室完備の控室三室、特別待合室、女性専用の化粧室、着替え室。二~三階は大駐車場、近接の契約駐車場も完備している。なお、今回の斎場内部に福岡事業本部を設置し、今後は福岡都市圏での多店舗化も構想している。五月十五日~十八日までは仏壇などの展示即売会、同十九日から内覧会、同二十四日にはオープニングイベント、パーティ開催を予定している。
 同社は一九七一年三月設立。関連会社に総合仏壇店マインズピア せいぜん、互助会を運営するゆいまーるがある。

2004.5.04 発行 週刊経済より