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来年２月までに西鉄グランドホテルをリニューアル 西鉄シティホテル　総工費は約５億4000万円

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　株式会社西鉄シティホテル（福岡市中央区大名二丁目、鈴木豊社長）は、来年二月までに西鉄グランドホテルの客室をリニューアルする。総工費は約五億四千万円。
　同ホテルの二百八十室のうち、二〇〇〇年に改装した客室を除く二百四十二室と廊下・エレベーターなど共用部分をリニューアルする。客室では家具や照明、ベッドなどを改装するほか、全室にカードキーを導入。また、百三十七室には液晶テレビを設置し、九十八室では浴室のリニューアルやインターネットの高速化なども実施する。工事期間は四月二十九日から来年二月十八日までで、第一期工事（四月二十九日～六月十五日）は七～八階を、第二期工事（六月十六日～七月三十一日）は九～十階を、第三期工事（八月一日～九月三十日）は三～六階を、第四期工事（十二月十三日～〇五年二月十八日）では十一～十三階を改装する。
　同社では、「西鉄グランドホテルらしい落ち着いたイメージの色やデザインに統一しリフレッシュする。これまで以上に高品質なホテルサービスの提供を目指したい」と話している。
　西鉄シティホテルは、昨年十月に株式会社西鉄グランドホテルと株式会社ソラリア西鉄ホテルが合併し設立した。資本金は三千万円（統括経営会社の株式会社西鉄ホテルシステムズが一〇〇％保有）。

2004.5.04 発行　週刊経済より