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九州地区でビジネスホテルを3年間に20店舗出店 東京都のルートインジャパン 2010年までに全国で300店舗が目標


 ビジネスホテルを展開する東京都のルートインジャパン株式会社(東京都江東区、永山勝利社長)は、今後三年間で九州地区に二十店舗の出店を計画、九州での出店を積極化する。
 同社は、ビジネスホテル「ホテルルートイン」を二十七都道府県に約百十店舗(申請、建築中含む)展開しているが、これまで出店地区は東日本が中心だった。今年十月に大阪に初出店することを機に、西日本地区への出店を加速する。
 現在、九州地区では、福岡市博多区博多駅南二丁目の「ホテルルートイン博多駅南」と熊本市春日一丁目の「ルートイン熊本駅前」の二店舗を出店している。また、現在、北九州市門司区西海岸二丁目に「ホテルルートイン北九州門司(仮称)」を着工しており、二〇〇五年四月の開業予定。完成すれば、九州で三店舗目となる。このほか、県内では行橋市への出店を検討中だが、着工、完成日時などの詳細は未定。同社は二〇一〇年までに全国で三百店舗の出店を目指しており、「当社では大都市だけでなく、人口三万人以上の都市に出店している。全国どこでも利用できるホテルを目指す」(社長室)と話している。
 同社は一九七七年設立、資本金四億九千六百万円、従業員は二千二百人。二〇〇四年三月期売上高見込みは二百二十億円。

2004.6.29 発行 週刊経済より