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9月までにうどん屋8店舗出店を計画 ウエスト 今期目標20店舗を上回るペース
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うどん・焼肉などを多店舗展開する株式会社ウエスト(福岡市博多区三筑一丁目、中野泰宏社長)は、九月までにうどん店八店舗の出店を計画している。
今期二十店舗を目標にうどん店の展開を進めており、三月から七月までの間にうどん店を六店舗(九州地区五店舗、関東地区一店舗)出店。今後、九州地区では八月に「熊本銀座通店」「基山店」「北大牟田店」、関東地区では「新高根店(千葉県)」の出店が決定しており、九月には「キャナルシティ前店」「前原店」「町田店(千葉県)」「千葉旭町店」の出店を予定。他に福岡市内や佐賀県鳥栖市、山口県下関市での出店計画も進めており、八店の出店が実現すれば同社のうどん店は九十店舗体制となる。
中野社長は「このまま順調に出店が進めば、今期は二十店舗を上回るペースになるだろう。百二十店舗体制になれば、キャッシュフローで店舗を作ることができるので、それを目標に出店を続けていきたい」と話している。
小倉北区霧ヶ丘3丁目に83店舗目の直営うどん店
また、同社は七月二十二日、北九州市小倉北区霧ヶ丘三丁目に八十三店舗目となる直営うどん店を出店する。
場所は国道10号沿い沿いの小倉興産株式会社ガソリンスタンド跡地。郊外ロードサイド型で、敷地面積は約二百平方メートル。客席数は二十九席。メニューの種類は従来のうどん店と同様で、二十四時間営業。平均客単価を五百~五百五十円に置き、初年度売上目標は七千万円を見込んでいる。駐車場は十二台収容可能。
「最近ではガソリンスタンド跡地での出店が増えてきたが、今後は駅のターミナルやショッピングセンター内のフードコートなども視野に入れていきたい」(中野社長)と話している。
同社は一九六六年三月創業・設立、資本金は三億七百九十万円、従業員数は四百人。現在、九州・山口と関東地区に店舗展開している。
中野社長は粕屋郡新宮町(中国・ハルビン生)出身、一九二八年四月二十五日生まれの七十六歳、旧修猷館中学校卒、趣味は水泳。
2004.7.21 発行 週刊経済より