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５年後めどにグループ12社・250人体制構築へ プロネットグループ　総年商は36億円規模に

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　税理士や中小企業診断士など各種専門家で構成する総合コンサルティンググループのプロネットグループ（福岡市博多区東比恵二丁目、井上昭二代表）は五年後をめどに、グループ十二社、従業員二百五十人体制 の構築を目指す。
　顧客へのサービス強化の一環。現在、同グループは税理士法人プロネット、コンサルティング、ＦＰの株式会社プロネットなど七社で従業員百二十六人体制。今後、これに生保年金、不動産建築、経理事務代行、危機管理業などの五社を加え、十二社で二百五十人体制を構築する考え。総年商は現在の十六億円から三十六億円規模になる見込み。
　井上代表は「顧客へのサービス特化のためにはグループが十数社は必要と判断した。税理士事務所系コンサルティンググループで全国トップクラスを目指す」としている。
　同グループは、税理士法人プロネットと株式会社プロネットの他に、リスク マネジメント持ち株会社の株式会社プロネットアドバンス、リスクマネジメント、生損保代理業の九州リスクマネジメント株式会社、損害鑑定の有限会社プロネットアセスメント、ソフトハウスの株式会社プロネットソリューション、ＩＴソリューションの株式会社フォーユーコーポレーションの七社で構成する。
　井上代表は一九五五年六月六日生まれの四十九歳。長崎県松浦市出 身。北九州大学商学部卒。趣味は映画鑑賞。

2004.8.24 発行　週刊経済より