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東区和白丘2丁目に10階建て510室のホテルを計画   大分県の亀の井ホテル   05年12月開業予定


 大分県でホテル経営を手掛ける亀の井ホテル(大分県大分市、穴見保雄社長)は福岡市東区和白丘二丁目にビジネスホテルを建設計画している。着工は昨年十二月で、完成予定は二〇○五年十月。営業開始は○五年十二月の予定。
 これは同社が進めているロードサイド型ホテルの多店舗計画の一環。同社が福岡県内にホテルを建設するのは初めて。場所は国道495号(旧国道3号沿い)沿い、和白交差点そば。旧日立物流跡地の一部。敷地面積は八千二百六十四平方メートル。
 建物は鉄筋コンクリート造り(一部鉄骨造り)の地上十階。建築面積は三千十八平方メートルで、延床面積は一万四千九百十五平方メートル。総事業費は二十五億円。客室はシングル四百三室、ダブル十八室、ツイン八十九室の計五百十室。料金はシングルが四千八百円、ダブルが七千八百円、ツインが九千円。駐車台数は平置駐車場百八十二台、立体駐車場二百六十二台の計四百四十四台。一階フロアにはファミリーレストラン「ジョイフル」、しゃぶしゃぶの「温野菜」、温熱浴場の「石の癒」、コンビニエンスストアの「リック」、レストラン「海風」、など六店舗が入居する予定。
 同社は「亀の井ホテルが福岡の皆様にどのように感じていただけるのか、その手ごたえを期待しているところです」と話し、今後、十年間で九州内において一〇〇店体制を目指す予定という。
 同社は大分県、熊本県、宮崎県、鹿児島県で「亀の井ホテル」を五軒、「亀の井イン」を八軒経営している。一九二四年十一月設立で、資本金は八億二千五百万円。従業員数は五百八十七人。
 松崎社長は大分県出身、一九七一年七月三十一日生まれの三十三歳。 久留米大学卒、趣味は読書。

2004.11.24 発行 週刊経済より