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鞍手郡宮田町に59億円を投じ自動車部品製造の新工場   トヨテツ福岡   05年10月の操業目指す


 自動車部品製造のトヨテツ福岡株式会社(菊池和一社長)は、総工費五十九億円を投じ鞍手郡宮田町に自動車部品製造の新工場を建設する。
 二〇〇五年一月十三日、(独)中小企業基盤整備機構と土地譲渡契約を結んだ。着工は二〇〇五年一月、操業は同十月を目指している。
 トヨタ自動車九州の生産規模拡大(二十万台増産)に対応するもの。同社はトヨタ関連企業の豊田鉄工株式会社(愛知県豊田市、早川滋社長)の現地子会社で昨年十二月に資本金四億五千万円で設立。場所はトヨタ自動車九州株式会社が立地する宮田団地内で、敷地面積は五万四千七百五十二 ■、建物の延床面積は一万六千平方メートル。ラジエーターサポート、センターピラーなどの自動車部品を製造する。操業時の従業員数は新規採用十五人を含む五十人体制。トヨタ自動車九州株式会社の増産に対応できるように大型プレス機器を備えた工場を設置し、即納体制の基盤を確立、輸送コストの削減を図る。

2005.1.25 発行 週刊経済より