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携帯電話と連動した無料求人誌を県内3地区で同時創刊 学生援護会九州とエイエヌ・アド九州 5月26日に
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求人情報誌『an』、『DODA』を発行している学生援護会グループの株式会社学生援護会九州(福岡市博多区博多駅前二丁目、小西誠社長)と求人情報誌発行、求人広告代理業の株式会社エイエヌ・アド九州(同区博多駅前三丁目、梶原久社長)は五月二十六日に、携帯電話と連動した無料求人誌『アルバイトニュース』を創刊した。
アルバイト・パート・社員・契約社員・派遣社員の求人情報をオールカラーで掲載しており、毎週木曜日発行予定。配布エリアは(1)福岡都市圏と周辺地区、(2)鳥栖・久留米地区、(3)北九州地区。JR、私鉄の駅、大型商業施設、量販店、コンビニエンスストア、飲食店、大学・専門学校等で配布する。携帯電話と連動したハイブリッド機能(特許出願中)が特徴で、記載されている番号を利用者が携帯電話に入力すると、「募集受付情報」や「求人情報の詳細」、「勤務地の地図」を得ることができるほか、WEB上でも応募できる。利用者とっては二十四時間応募が可能なことや、表示の電話番号をクリックするだけで電話をかけられるなど利便性がアップした。求人企業はWEB応募を併用することで、応募数の増加が見込まれるほか、「募集受付状況」を操作できるため、募集をいつでも締め切ることができる。学生援護会グループはこれまでも携帯電話での求人サービス分野に注力しており、『アルバイトニュース』から携帯を利用して応募する際、対象となる求人情報以外に、携帯求人サイト『モバイル an』からの検索も可能にしている。
有料求人誌「an」をリニューアル
また学生援護会九州は有料求人誌『an』を五月二十三日から、採用 情報をアルバイト主体から正社員や契約社員などに広げ、総合求人誌化して発行する。発行日は従来の週二回から週一回月曜日とし、掲載エリアを広域化し、「福岡広域版」「北九州版」として通勤エリア内から幅広く人材を獲得したい企業に応える。また誌面をオールカラー化し、職種別に掲載することで、読者に見やすい誌面構成にする。「福岡広域版」は、価格も百五十円から、百円に下げる。(「北九州版」は従来通り百円)また『アルバイトニュース』同様、携帯電話を使ったハイブリッド機能と連動させ、他誌との差別化を目指す。
学生援護会九州は学生援護会九州支社を経て、二〇〇一年四月設立、資本金は二千万円。エイエヌ・アド九州は一九九四年六月設立、資本金は二千万円。ハイブリッド機能と連動した『アルバイトニュース』は学生援護会グループがすでに首都圏、関西圏で発行している。
2005.5.17 発行 週刊経済より