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直方市に16カ所目の福祉施設   ウチヤマグループ   5月オープン


 医療福祉事業、飲食業、不動産業を手掛けるウチヤマグループ(北九州市小倉北区熊本二丁目、内山文治代表)は五月一日、直方市大字山部にデイサービスセンターを併設した介護付有料老人ホームを開設した。同グループでは十六カ所目の福祉施設。
 場所は、JR直方駅近く。名称は「さわやか直方館」。「やすらぎ・快適・安心」をテーマにした地域密着型の介護施設で直方市を一望できる展望デイサービスセンターも併設している。敷地面積は二千七百十五平方メートル、建物は四階建てで延床面積は三千二百十平方メートル。スタッフ数は二十人。 入居者定員は七十八人。同グループでは「食事、健康管理、レクレーション、機能訓練など充実した生活のサービスを提供していく」と話している。

 北九州市若松区に救護施設を開設
 また、同グループは同日、北九州市若松区古前二丁目に救護施設を開設した。同グループでは十七カ所目の福祉施設。
 場所は古前小学校近く。名称は「さわやかひびき園」。救護施設とは生活保護法による保護施設のひとつ。同施設では、心身に障害のある人や経済的な面で生活に困窮する人、また、それらの重複で生活が困難な人が地域で暮らせるように生活・作業訓練を実施して段階的に社会復帰や社会参加、自立した生活の促進を図る。敷地面積は五千二百四十平方メートル、建物は地上一階、地下二階建てで延床面積は三千十九平方メートル。スタッフ数は二十四人。入居者定員は百人。同グループでは「洞海湾を一望できる展望風呂や映画鑑賞ができるホームシアターを完備している」と話している。
 同グループは、一九七一年六月設立、資本金は三億千五百万円、〇四年五月期の売上高は百二十一億円、従業員数は四百二十人(契約社員も含めると千五百人)。グループ会社には不動産業の内山ビル、ハウス22、アメニティー、飲食業のボナー、コウノ、ゼン・コーポレーション、ノア、医療福祉業の(社福)さわやか会、(社福)八健会、さわやか倶楽部がある。

2005.5.31 発行 週刊経済より