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8月めどに麺飯中心の中華料理店3店舗を計画 ウエスト 年商は各店舗7000万円を見込む
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うどん・焼肉などの飲食店を多店舗展開する株式会社ウエスト(福岡市博多区三筑一丁目、中野泰宏社長)は今年八月をめどに、麺飯中心の中華料理店三店舗の出店を計画している。
四月には、従来の中華料理店とは別に麺飯中心の中華料理店第一号店を出店し、好評だったことから事業多角化を図り、多店舗展開を開始するもの。場所は、同市南区長住、田川市、飯塚市を計画している。店舗面積は約百平方メートルで、客席数は約三十席。メニューはラーメンやちゃんぽん、焼き飯など約十五種類で、若者、サラリーマン、ファミリーなど幅広い客層をターゲットとし、気軽に入れる店舗を目指す。客単価は七百円から九百円で、年商は各店舗七千万円を見込んでいる。
05年2月期売上高は4.6%増の146億5178万円
また、同社の二〇〇五年二月期売上高は前期比四・六%増の百四十六 億五千百七十八万円、経常利益は同六一・三%減の九千八百二万円となった。
うどん店の出店数、売上高が共に好調に推移し増収となったものの、BSEによる牛肉価格の高騰が影響し減益となった。
同社は一九六六年三月創業・設立。資本金は三億七百九十万円。従業 員は三百十三人。現在、九州・山口、関東地方で店舗を展開している。
中野社長は糟屋郡新宮町(中国・ハルビン生まれ)出身、一九二八年四月二十五日生まれの七十七歳。旧制修猷館中学校卒、趣味は水泳。
2005.6.21 発行 週刊経済より