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シンジケートローンで27億5000万円を調達   作州商事   九州地区の5マンション事業資金として


地場大手デベロッパー・作州商事株式会社(福岡市博多区大博町、城戸辰徳社長)は、福岡銀行を主幹事とした十金融機関のシンジケートローン(協調融資)によりマンション事業資金二十七億五千万円を調達した。
 大分市二カ所、別府市、熊本市、佐賀県唐津市の五カ所で予定している分譲マンションプロジェクトでの土地、建物等の取得費に充てる。融資期間は二年六カ月。その他の金融機関は伊予銀行、肥後銀行、大分銀行、福岡中央銀行、熊本ファミリー銀行、豊和銀行、親和銀行、農林中金、福岡県信連。

富山市で初のマンション建設

 また同社は、富山市磯部町一丁目に総戸数四十六戸、八階建ての分譲マンションを建設している。同社の富山県での分譲は初めてで、信越・北陸地区では五棟目。
 名称は「エイルマンション磯部町桜苑」、敷地面積は二千百五十八平方メートル、建築面積は八百七十九平方メートル、鉄筋コンクリート造の八階建て、延べ床面積は四千六百八十平方メートル。2LDK(七戸)、3LDK(二十一戸)、4LDK(十七戸)、5LDK(一戸)の四十六戸で、完成引渡予定は来年六月末。最新セキュリティシステムを導入するほか、雪国用の施設として断熱・防音性に優れたペアガラスの標準装備、一階に冬用タイヤラックスペースを設けるのが特徴。五十四台収容の駐車場、六十四台収容の駐輪場なども備える。

2005.08.09発行の速報誌『週刊経済』より