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介護付き有料老人ホームが完成   福岡地所シニアライフ   11月上旬開業予定


 地場大手ディベロッパーの福岡地所株式会社(福岡市博多区住吉1丁目、八木聖二社長)のグループ会社、福岡地所シニアライフ株式会社(同所、榎本一彦社長)が福岡市東区香椎浜3丁目に建設していた介護付き有料老人ホーム「ウィルマーク香椎浜」が9月中旬に完成する。オープンは11月上旬の予定。
 場所はイオン香椎浜ショッピングセンターの西側。鉄筋コンクリート造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造)で敷地面積は7,298平方m、延べ床面積は1万4,346平方mの全159戸。11階建ての健常棟105戸と、介護が必要な入居者を対象とした3階建ての介護棟54戸で構成されている。
 健常棟は1LDK~3LDKの全15タイプで面積は約48~約80平方m。介護棟は全戸24平方mで1階が痴呆専用介護者用居室、2階が軽・中度介護者用居室、3階が重度介護者用居室となっている。入居一時金は健常棟が2,380万円~5,280万円、介護棟は全戸1,500万円。管理費は月額7万8,750円(入居が1人の場合)。運営、管理は福岡地所株式会社が母体となって設立した社会福祉法人シティ・ケアサービス(福岡市城南区神松寺1丁目、榎本重孝理事長)が担当する。
 健常棟の居室内にはバーラウンジ、レストラン、11階には大浴場、展望ラウンジを備えるほか、健常棟、介護棟の共用部には総合フロント、カラオケルーム、理美容室、健康管理室などを設ける。
 また、同施設では、クリニックを併設し入居者に健康相談などを実施するほか、市内の大型病院と協定を結び、医療面のサポートを充実させる。
 同社は2004年福岡地所グループの共同出資により設立。資本金は12億円。

2005.09.06発行の速報誌『週刊経済』より