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売上高は20%増の14億5,000万円、経常利益は50%増の1億円   ジャパンシーフーズ   関東地区の営業力強化で


 アジの加工メーカー・株式会社ジャパンシーフーズ(福岡市南区井尻5丁目、井上幸一社長)の05年8月期決算は、売上高が前年比20%増の14億5,000万円、経常利益が同50%増の1億円だった。
 今年、関東営業所の従業員を1人増員して4人体制とし、営業を強化したことが売上アップに貢献した。今後も同営業所の営業強化を図ると同時に関西地区に営業所を新設し、関東、関西地区でのシェア拡大を目指す。
 また、06年度の売上高は、同37%増の20臆円を見込んでいる。アジに含まれる血流改善の効果がある成分「ドコサヘキサエン酸・エイコサペンタエン酸」の商品化を計画しており、現在、健康食品や化粧品メーカー向けに開発中。
 井上社長は「アジの加工メーカーで日本一を目指す。アジという無限の可能性を秘めた食材からさまざまな商品を開発していく」と話している。
 同社は1987年に設立。資本金は5,000万円。従業員は93人。
 井上社長は福岡市出身。1948年生まれの56歳。福岡大学法学部卒。趣味は読書、ゴルフ。