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6,000万円かけ12店を新規オープン、5店を改装   キャナルシティ・オーパ   年間売上高13億円目指す


 株式会社十字屋(東京都)の連結子会社で株式会社産業再生機構支援中の株式会社キャナルシティ・オーパ(高梨陽一支配人)は6,000万円かけて9月から、キャナルシティ博多内の「キャナルシティオーパ」内に新店を12店舗オープン、既存店5店舗をリニューアルする。
 これは毎年、春と夏に店舗の入れ替えや改装を実施している一環。今回は、地下2階にショップ形態としては九州初のファッション雑貨店「SWIMMER」などが入居。新規12店、リニューアル5店オープンから1年間の売上高で13億円を目指している。
 新店のうち、九州初上陸は5店舗。メンズ、レディスウェアの「波達」、レディスウェアの「Pinky wolman」、服飾雑貨、小物雑貨を集めた「RAUM(ラウム)」、レディスウェアの「ゼルダ」、服飾雑貨から生活雑貨まで100%オリジナル商品を揃えたファッション雑貨「SWIMMER」。福岡初上陸の店舗としては、メンズ、レディスウェアの「carhartt(カーハート)」。
 ほかに新店としてレディスウェアの「rosebullet(ローズブリット)」、メンズウェアショップ「RAGEBLUE(レイジブルー)」、25から35歳くらいまでの女性をターゲットにしたキャリア用ウェアの「Edge(エッジ)」、カジュアルアクセサリーショップ「L CHANCE(エルチャンス)」、キッズ用のカジュアルウェア「インナープレス」、キッズウェア「RONI(ロニー)」。
 既存店はアウトドアウェア、グッズの「ザ・ノース・フェイス」、メンズ・レディスウェアの「J CREW(ジェイクルー)」、国内外のファッション性高い靴を集めた「ジョリコアン・ボンフカヤ」、アクセサリー、雑貨店の「ラテリエ」、アクセサリーなどのファッション雑貨店「フェイバリット」。
 キャナルシティオーパは鉄筋コンクリート造で、地下1階、地上4階建てで、延床面積が2万955平方メートル。店舗面積が1万7,457平方メートルで、176店舗が入居。フロア構成は地下1階がショッピングゾーン、グルメゾーンに分かれており、2階~3階がファッション、雑貨店、4階がレストランとなっている。  
 同社は1995年7月ダイエー系列の株式会社十字屋が設立。04年12月に株式会社ダイエーをはじめ株式会社十字屋、株式会社キャナルシティ・オーパなど計12社が、事業再生計画を策定の上、株式会社UFJ銀行、株式会社みずほコーポレートおよび株式会社三井住友銀行3行と連名で、株式会社産業再生機構に支援を申し込み、支援決定を受けている。