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中央区桜坂に自社最多戸数の資産運用型マンション   コーセーアールイー   販売開始は9月末を予定


 福岡都市圏を中心にマンション分譲を手がける株式会社コーセーアールイー(福岡市中央区赤坂1丁目、諸藤敏一社長)は、資産運用型マンションの自社物件中では84戸と最多戸数となる「グランフォーレ桜坂ステーションプラザ」を建設している。
 同社はファミリー向け分譲マンションの展開が中心だったが、2000年から資産運用型マンションも開始。今回は11棟目、地下鉄開通により天神まで7分程度のアクセスとなり、城南線に面していることから女性を中心とした賃貸入居者を見込んでいる。なお、物件価格は平均1,400万円台、賃貸向けの家賃設定は5万8,000円。同社物件総数では31棟目となった。同物件では通常の1Kの広さを2K仕様にする独自工法を導入している。
 場所は福岡市中央区桜坂3丁目、地下鉄桜坂駅そば徒歩1分。今月末販売開始で完成は来年1月を予定。同物件は10階建てのRC構造、敷地面積は702.65平方メートル。延床面積は2,398平方メートル。
 山崎常務は「今回の物件は、2Kタイプを採用し、他社物件の1R、1Kタイプとは差別化を図ることができた」と話している。
 同社は1992年9月設立・創業。資本金は1億3,100万円。従業員数は38人。これまでに自社ブランド「ラフォーレ」「グランフォーレ」などのマンションを福岡市内に28棟、久留米市内に2棟を展開している。05年1月期売上高は32億6,660万円だった。
 諸藤社長は福岡市博多区出身。1955年6月24日生まれの50歳。九州共立大学経済学部卒。趣味はゴルフ、スキー。