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福岡市早良区百道浜3丁目に九州分室を開設 東京都のマロウ 九州進出で4拠点目
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プリント配線基板設計、製作、部品実装を展開する株式会社マロウ(東京都新宿区、長岡勝巳社長)は、9月15日付で福岡市早良区百道浜3丁目に九州分室を開設した。同社が九州地区に進出するのは、今回が初めてとなる。
これは、九州地区における民生用・業務用AV機器のプリント配線基板設計、製作および通信・画像モジュール基盤設計、製作、電送線路解析や電磁波解析事業の強化、各種システムサービスの拡充を目的に福岡市経済振興局が策定した「企業立地促進交付金制度」の適応を受けたもの。名称は「株式会社マロウ九州分室」で、事業所の開設は東京都新宿区、長野県長野市、新潟県上越市に次いで四拠点目となる。
場所は福岡市立図書館北隣、福岡システムLSI総合開発センター5階。フロア面積は40.3平方メートルでスタッフは5人体制からスタートする。同社では今後、九州分室を九州エリアの地域戦略拠点として位置付け、国内外の大手セットメーカーのテレビやビデオ、デジタルカメラ、放送機器、ゲーム・オーディオ機器、各種コンピュータなどのプリント基板の設計製作を中心に展開する方針。
同社は1979年3月に設立。資本金は1,800万円、従業員数は52人(04年2月現在)。