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来期中に熊本県内に2店舗のラーメン店を出店   アペックスフーズ   敷地面積1000~1300平方mで物色


 久留米、熊本両市内でラーメン店「龍の家(たつのや)」を3店舗運営する株式会社アペックスフーズ(久留米市小頭町4丁目、梶原龍也社長)は2006年10月までの来期中に、熊本県内に2店舗の新規ラーメン店出店を計画している。
 熊本県内では同地区1号店となった「龍の家ワシントン通り店」(熊本市下通り2丁目、04年12月オープン)に続く出店で、今後も順次店舗網を拡大し、同県内での知名度向上、さらには以降の展開に弾みをつける。
 同社では敷地面積が1,000~1,300平方m、店舗面積が約160平方m、駐車台数が30台前後確保できる郊外型を標準店とし、すでに生活幹線道路沿い立地で用地物色を始めている。1店あたりの投資額は約5,000万円、年商は1億2,000万円程度を想定。
 梶原副社長は「用地の選定を進めていくと同時に、スタッフ教育に力を入れるなど内部体質の強化にも努め、今後の展開に備えたい」と話している。

 1,500万円を投じ上津店敷地内に製麺工場を建設

 また同社は現在、「龍の家上津店」(久留米市上津1丁目)敷地内に1,500万円を投じ製麺工場を建設している。
 これまでは各店舗で使用する麺を「博多一風堂」を展開する株式会社力の源カンパニー(福岡市中央区薬院1丁目、河原成美社長)から仕入れていたが、今後の店舗網拡大を見据えた製麺体制の構築で業務効率化を図るもの。11月からの全面供給開始を目指す。
 工場は平屋建てで延べ床面積は約50平方m。月間10万食分の生産能力があり、これにより最大8店舗分に相当する麺供給ができる。また将来的には麺の物販も視野に入れた生産ラインを確保することも可能になるという。
 同社は1999年5月にレンタルビデオ店などを展開する株式会社アペックスの外食部門として設立。資本金は1,000万円。05年10月期の売上高見込みは3億5,000万円。従業員数は11人。
 梶原社長は46年8月20日生まれの59歳、久留米市出身、福岡大学中退、趣味は旅行。