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八幡西区岡田町に181戸の自社最大マンションを建設   福岡地行   スカイラウンジや大浴場などを併設


 福岡市内でマンション企画、販売を展開する株式会社福岡地行(福岡市中央区赤坂1丁目、藤木久臣社長)は、北九州市八幡西区岡田町5丁目に181戸で、自社最大戸数となるマンション「アクロス黒崎ロイヤルヒルズ」を建設している。完成は06年12月下旬を予定。
 これは北九州市内においてアクロスマンションシリーズとしては初の物件で、同社の物件中では最大戸数となる。また、西側1階部分には居住者専用のコミュニティスパ(浴場)を設置。男湯が39.56平方m、女湯が40.2平方mの計79.76平方mとなり、時間単位で貸し切りが可能となっている。また、西側最上階の10階には40.5平方mのスカイラウンジや、シースルーエレベーターなどを導入し「大型物件だが、販売価格も1,000万円台を切る間取りもあり、様々なニーズに対応した」(同社)という。
 場所は北九州市八幡西区岡田町5丁目の岡田球場南側。敷地面積は7,408平方m、建物は鉄筋コンクリート造の地上12階建、地下1階。西側が10階、東側が12階、南側が12階となっている。建築面積が2,192平方m、延べ床面積が1万7,498平方m。総戸数181戸。販売価格帯は1LDKが980万円から、3LDKが1,480万円から、4LDKが1,980万円からとなる。

 筑紫野市内では初の自社マンションも建設

 また同社は、筑紫野市二日市北2丁目に同市内では初となる「アクロス二日市ガーデンヒルズ」も建設している。完成は07年7月下旬を予定。
 同マンションでは、同マンションシリーズでは初の試みで、共用部分の電力の一部は小型風力発電装置や太陽光発電装置により供給している。また、敷地内に42区画の家庭菜園場に加え、バーベキュー炉を設置するなどの新しいサービスも導入した。
 場所は筑紫野市二日市北2丁目の西鉄第一経済大学前バス停そば。敷地面積が2,977平方m、建築面積が746平方m、延床面積が7,263平方m。鉄筋コンクリート造の地上13階、地下2階付。総戸数78戸。販売価格帯は2LDKが1,490万円から、3LDKが1,770万円から、4LDKが2,390万円からとなる。
 同社はこれに加えて、06年6月までに福岡市東区、北九州市小倉北区、大宰府市で合計320戸の提供を計画している。
 同社事業部の濱岡主任は「多様化するライフスタイルを重視しながらも自然と人が触れ合い、温かいコミュニティを広げながら、居住者がステータスを感じられるような集合住宅を目指した」と話している。
 同社は1993年7月創業、設立。資本金は6,500万円。従業員数は40人。