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約300億円投じた「レクサス」向け新ラインが完成   トヨタ自動車九州   9月22日稼動、今年度3万台を生産


 トヨタ自動車九州株式会社(鞍手郡宮田町、渡辺顯好社長)が、宮田工場内に約300億円かけて増設していた新ラインが完成、9月22日から稼動した。
 トヨタ自動車株式会社の高級車「レクサス」向けの新ラインで、生産する車種はセダン型の「IS」。生産能力は年間20万台で、今年度は3万台強を生産する計画だ。「IS」の価格は390万円からで、9月28日から全国のレクサス店で販売されている。
 同社は1991年2月設立。資本金は450億円。従業員は3,150人(05年3月現在)。05年3月期の売上高は5,109億円。従来、「ハリアー」と「クルーガー」の2車種を生産(生産能力年間約23万台)しており、今回の新ライン増設で、年間の生産能力は43万台となる。
 渡辺社長は静岡県出身。1942年8月10日生まれの63歳。東京大学工学部卒。趣味はゴルフ、旅行。