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古代ローマ式結婚式場の庭園内にオリュンポス12神像 サンレー 田川の結婚式場、ハウスウエディング施設も開業
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冠婚葬祭大手の株式会社サンレー(北九州市小倉北区上富野3丁目、佐久間庸和社長)は、自社経営する「松柏園ホテル」の隣接地にオープンした古代ローマ式結婚式場「ヴィラ・ルーチェ」の庭園内に古代ギリシャ神殿を模してオリュンポス12神の大理石像を設置する。
これはサービスメニューの充実を目的としたもので、ギリシャ・ローマ神話のオリュンポス12神の等身大(180cm)の大理石像が一堂に会する神殿内での結婚式を提案する。同神殿の総工費は1億円で、このガーデンの完成により、年間で100件増の約600件の結婚式施行を目指す。
神々の父ゼウスや太陽神アポロン、月の女神ダイアナなど、12神がすべて等身大で揃うのは全国でも初めてで、同庭園内には古代シュメールの聖なる岩刻文字「ペトログラフ」も設置され、世界でも極めて珍しい多神教のテーマガーデンが完成する。
同社では「多神教は日本の『古事記』の世界、すなわち神道にもつながるもの」としており、同施設内の神前結婚式にも通じる企画を構想していく。
また、10月1日には田川市の結婚式場「田川平安閤」を全面改装した「マリエールオークパイン田川」および、ハウスウエディング施設の「ザ・ブリティシュ・ヒルズ」がオープンする。総工費は3億円で、年間120件増の約300件の施行を目指す。
同社は1966年11月設立、資本金は9億5,250万円、売上高は約200億円、従業員数は約1,200人。
佐久間社長は北九州市出身。1963年5月10日生まれの42歳。早稲田大学政経学部卒。「一条真也」のペンネームで20数冊の著書がある。