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密林、湿地帯用のクローラ運搬車発売 筑水キャニコム 先行発売の東南アジアで販売好調
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農機具製造、販売の株式会社筑水キャニコム(うきは市吉井町、包行良光社長)は8月2日、密林や湿地帯の走行を得意とするクローラ運搬車を発売した。
商品名は「安全湿地帯」。ぬかるみ、滑りやすい赤土の路面などの密林や湿地帯のような悪条件環境下では、運搬車の操作が難しく、作業リスクが高いなどの顧客の声を反映。湿地帯専用の幅広クローラ「ブラクロ」を装着し、接地長を長くすることで、密林や湿地帯のような環境下でも滑ってバランスを崩さずに走行できるようにした。価格は1台税込み162万円。同社では「国内販売に先駆けて、東南アジアの密林地帯向けに今年販売したところ、好感触を得ている」と話している。