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天神マツヤレディス跡に「ユニクロ」核とした商業施設   ファーストリテイリング   初年度売上高60億円目指す


 カジュアルウエア「ユニクロ」を展開する株式会社ファーストリテイリング(山口市佐山、柳井正社長)は10月29日、福岡市中央区天神4丁目の商業ビル「天神マツヤレディス」を全面改装し、九州最大規模の「ユニクロ」を核テナントに、新規12店が入居した商業施設「mina(ミーナ)天神」をオープンした。
 同社にとって、商業ビルの開発、運営を主導するのは初めてで「2010年にはグループ売上高1兆円を目指しているが、ミーナ天神店はその実現への重要なステップ」(田中明常務)と位置付けている。ミーナ天神は、世代や性別に関係なく「日常の暮らしを楽しむ人」が自分の視点や価値観でものを選び、過ごしてもらうことをコンセプトとしており、商業施設全体で初年度売上高は60億円を目指している。
 テナントは全34店で、新店舗12店と旧天神マツヤレディスに入居していた既存店22店が入居している。新店舗は九州初出店の手芸専門店「ユザワヤ」と家具・インテリア専門店「Simple Style」が2店、新業態での出店で漢方とアジアンセラピー専門店「Asian Herbs」とスポーツ用品店「Global Sports Concept Shop」が2店入居する。核テナントとして2、3階に売り場面積1,650平方mに約500アイテム揃えた「ユニクロ」が入居する。
 新店舗をフロア別に見ると、地下1階には女性用下着専門店「AMO’S STYLE」、アクセサリー専門店「globe」が入居する。1階には女性用アクセサリー、雑貨店「PLANET BLUE」、30代対象のレディスウエア「i-ZAC」。4階には、天神初出店の靴専門店「NUSTEP」と家具、インテリア雑貨店「Simple Style」。
 5階にはスポーツ用品店「Global Sports Concept Shop」。8階には福岡初出店のリラクゼーション店の「ストーンスパ&ボディケア利楽園」のほか、エステ「ビューティーラフ」、漢方とアジアンセラピー専門店の「Asian Herbs」が入居する。
 ミーナ天神は鉄骨鉄筋コンクリート造りで、地下2階・地上8階建て。延べ床面積は1万4,009平方m。営業時間は午前10時から午後8時まで(8階のみ午後9時まで)。定休日は1月1日のみ。