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箱崎4丁目の商業施設に福岡市内初のDS「ルミエール」   東京都のダイワロイヤル   九州初3店など全テナント決定


 不動産の運営・管理・コンサルティングのダイワロイヤル株式会社(東京都台東区上野7丁目、越智壯社長)は福岡市東区箱崎4丁目に建設している商業施設「BOXTOWN(ボックスタウン)箱崎」のテナントを全て決定した。
 メーン棟は(延べ床面積約1万1,676平方m)の1階に福岡市内初進出のディスカウントストア「ルミエール」(店舗面積約4,100平方m)、ベビー用品の「西松屋」(同約584平方m)が出店。2階には九州2店舗目のアミューズメント施設「ザ・サードプラネット」(同2,970平方m)、九州初進出の自然食ビュッフェを備えたインターネットカフェ「ウイングガーデン」(同約1,081平方m)、イベントスペースが入る。3階には九州初進出のフィットネスクラブ「アクトス」(同約2,55平方m)、美容室「ティアラ」(同約50平方m)、幼児教室「講談社パル」(同約43平方m)、エステティックサロン「美・メーク」(同約134平方m)が入居する。
 また平屋建ての単独棟は国道3号から見て博多方面側に2棟、香椎方面側に3棟を建設している。博多方面側は携帯電話販売店「ドコモショップ」(同363平方m)、回転すし店「しーじゃっく」(同264平方m)、ラーメン店「めんちゃんこ亭」(同約129平方m)。香椎方面側は焼肉「清香園」(同231平方m)、福岡初となる独立店舗でドライブスルーを実施するコーヒーストア「スターバックス」(同約155平方m)となっている。
 ボックスタウン箱崎はダイワロイヤルが国道3号沿い、福岡リーセントホテル向かいの竹中工務店資材置き場跡地に建設しているもので、敷地面積は1万3,136平方m。複数のテナントが入居するメーン棟と単独テナントの単独棟5棟、駐車場棟からなる。駐車可能台数は全て合わせて484台。開業後は年商90億円、客数は年間250万人を見込んでいる。
 企画・テナント誘致・建設を担当する大和ハウス工業株式会社流通店舗営業所大型商業施設推進担当の岡林弘治課長は「圧倒的な価格破壊で人気を集める『ルミエール』初の都心型店舗を核テナントに、『アクトス』、『スターバックス』『ザ・サードプラネット』など、話題性の高いテナント構成となり、通常とは一味違った、都市型のNSC(近隣型ショッピングセンター)が出来上がる。デイリー性の高いテナントミックスにより週末だけでなく、平日も賑わいをみせることが想定される」と話している。
 ダイワロイヤルは東証一部上場の大手住宅メーカー・大和ハウス工業の子会社で、1991年4月設立。資本金5億円。従業員数88人(05年3月期)。