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「天神愛眼ビル」店長に樋口東京統括責任者   天神愛眼グループ   女性店長の就任は初めて


 眼鏡、コンタクトレンズ販売業の天神愛眼グループ(福岡市中央区天神1丁目、緒方由紀子社長)の本店「天神愛眼ビル」(同所)の店長に、1月1日付で樋口さより東京統括責任者が就任した。同グループが展開する店舗では初の女性店長となる。
 品揃えの強化、および接客サービスのさらなる向上を目的としたもので、女性ならではのきめ細かな感性を生かし、新たな販売基盤の確立を目指す。
樋口店長は鞍手郡宮田町出身、1968年4月30日生まれの37歳。近畿大学九州短期大学卒。89年に入社後、人事、企画課を経て、2003年9月から東京エリア進出に伴い同地区の統括責任者に就いていた。
 樋口店長は「積極的にアンケートをとるなど消費者の声を反映させた店づくりをモットーに、常に満足してもらえるサービスを心掛けていきたい」と話している。
 売場フロアを2倍に拡張
 また同社では同日付で、「天神愛眼ビル」(11階建て、延べ床面積1,450平方メートル)の売場フロアを約2倍に拡張リニューアルした。
 昨年3月の福岡西方沖地震以降は、復旧対策による売場統合などで1~3階のみの営業となっていたが、復旧のメドが立ったため、樋口店長就任による新体制でのスタートに合わせ、昨年12月から売場フロアを7階まで増床するリニューアルを進めていた。
 リニューアル後は1階が総合フロアで、2階が男性向けフレーム、3階が女性向けフレーム、4階がスーパーブランドフレーム、5階が高級フレームの受注サロン、六階がデザイナーズ・ブランドフレーム、7階がカジュアルフレームとなり、フロアごとにターゲット層を明確にすることで利便性の向上を図った。
 同グループは1879(明治12)年創業、1967年11月設立、資本金は2億6,438万円、売上高は82億円、従業員数は496人。現在福岡県内を中心に34店舗を展開している。