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ドクター・ヒューズマンと業務提携   ベスト電器   物販で初年度売上目標1億円


 地場家電量販大手の株式会社ベスト電器(福岡市博多区千代6丁目、有薗憲一社長)は、1月30日付で家電製品修理専門店チェーンの株式会社ドクター・ヒューズマン(北九州市小倉南区、中村道男社長)と業務提携した。
 これは従来の家電製品販売需要に加えて、家電修理に対するニーズを積極的に取り入れることで新たな需要喚起および商圏エリアの拡大を図る同社と、家電製品販売部門の強化を目指す株式会社ドクター・ヒューズマンの狙いが一致したもの。
 現在、ドクター・ヒューズマンは直営店を3店舗、フランチャイズ店を全国に50店舗展開中。業務提携後は北九州市小倉北区黒原の直営店「Drヒューズマン小倉北店」を改装、薄型テレビ、DVDレコーダーなどデジタル家電製品を中心としたデジタル関連専門店として、2月11日にリニューアルオープンする。店舗名は「ベスト電器ドクターショップ黒原店」に改称する。
 ベスト電器では今後、ドクター・ヒューズマンが展開するFC店舗に対しても同様のサービスおよび家電製品を提供、家電製品の物販で初年度年間売上高1億円を目指す。
 同社は1953年9月設立。資本金は209億4,600万円、従業員数は3,683人。05年2月期の売上高は3,579億円。現在、国内に直営274店舗、FC325店舗、海外に33店舗(05年10月現在)を展開している。