NEWS

  • 地域

渡辺通り4丁目に13階建て250室のビジネスホテル   アールエヌティーホテルズ   来年5月めどに開業


 ロイヤルホールディングス株式会社の子会社で、ビジネスホテル「ロイネットホテル」を展開するアールエヌティーホテルズ株式会社(東京都世田谷区新桜町1丁目、前原和洋社長)は来年5月めどに、福岡市中央区渡辺通四丁目に13階建ての全250室のビジネスホテル「ロイネットホテル福岡天神(仮称)」を開業する。着工は今年5月を予定。
 同社はビジネスホテルを全国に17カ所展開しており(2月1日現在)、今後も複数カ所の出店を計画している。今回の天神進出もその一環で、福岡県では福岡市内の既存店「ロイネットホテル博多駅前」に次ぐ2店舗目。福岡県では今後、中洲や博多地区での店舗開設の可能性もあるという。
 場所は通称渡辺通り沿いの商業施設「ジークス天神」南側隣施設で、グループの外食店「ロイヤル天神店」跡地。敷地面積が1,156平方メートル。鉄骨造りで延べ床面積が8,088平方メートル。約40台収容の立体駐車場も併設する。1階にロビーと飲食店が入り、2階から13階までが客室。客室は60室がツイン・ダブルスになる予定。宿泊料は未定だが、シングルの料金は7,000円台の予定。完成後、スタッフは地元から若干採用するという。
 1階に入居するテナントについて山内和規ロイネットホテル博多駅前支配人は「現在、検討中だが首都圏や北海道で展開する洋食ダイニングバー?モディッシュ?を候補に入れている」と話している。
 同社は2004年、ロイヤルホールディングス株式会社、大和ハウス工業株式会社、福岡地所株式会社が出資し、不動産転貸事業とビジネスホテル事業を手がけるダイワロワイヤル株式会社からビジネスホテル事業を引き継ぎ設立。資本金が1億円。従業員数が270人。05年度売上高見込みが62億円。