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専門業者不要のホームページ制作システムを発売   マイクロメディアジャパン   初年度は1億円の売上が目標


 ソフトウエア、システム開発のマイクロメディアジャパン株式会社(福岡市博多区博多駅東2丁目、北島寿一郎社長)は2月1日、ホームページ作成、情報の更新・公開、レンタルサーバーの管理や、メールの運用・管理などが簡単な操作で可能な新システム「パブリッシュ・スタジオOEM」の販売を開始した。
 従来、企業のホームページの更新やメールアカウントのドメイン取得代行などは専門業者が担当してきたが、新システムではすべて専門業者や社内の専門担当者なしで、設定ができるもので技術料などを含めた、人的コストの削減を図る。初年度は約1億円の売上高を目標としている。
 具体的には同社が導入企業向けにサーバーを用意。ホームページ作成時のレイアウト下地(テンプレート)、300種類を用意し、5つの手順で、トップページからテンプレート、デザインを選択し、サイトのページ構造を決定。各ページの内容をワード形式で編集し、その後ホームページにアップする。デジタル画像などの貼り付けも可能。また、メールについても、同社からドメインを割り当てられ、同システムでメールアドレスの作成なども出来るという。
 また、同システムの発売に伴い、代理店を全国で本格的に募集。政令指定都市には8社から10社、各県平均で1社の代理店網構築を目標としている。代理店の条件は、100人~200人程度の大企業には1次販売権として420万円の契約料が必要。その後、初期導入費用が105万円、同社のOEMシステムのサーバーASP使用料が月額3万1,500円。また、10人から15人までの中小企業の場合は、販売権利として52万5,000円の契約料と、初期導入費用105万円、OEMシステムサーバーASP使用料として3万1,500円となっている。また、代理店になれば、販売店独自のブランド名で同システムの展開が可能となるなどの特典がある。(問い合わせは092・433・0226)まで。
 北島寿一郎社長は「このシステムでITを使用したビジネスが開始できる。新規ビジネスを考えている企業、特に県内の通信機器の企業に販売権を獲得していただき、販売を委託したい」と話している。
 同社は2000年3月創業、設立。資本金は5,500万円。従業員数は10人。2005年2月期売上高は4,000万円。
 北島社長は福岡市出身。1975年9月9日生まれの30歳。イースタンワシントンユニバーシティのジェネラルマネジメント、ヒューマンリソースマネジメント、マネジメントインフォーメーションシステム学士を取得。趣味はゴルフ。