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新社長に佐古副社長が2月2日付で就任   西日本ビバレッジ   末安社長は三笠コカ顧問に


 コカ・コーラウエストジャパン株式会社(CCWJ)の子会社で、飲料ベンダーの西日本ビバレッジ株式会社(福岡市東区箱崎ふ頭5丁目、末安剛明社長)の新社長に、佐古幸男副社長が2月2日付で就任した。同日付で末安社長は三笠コカ・コーラボトリング株式会社(奈良県天理市)の顧問に転じ、3月20日には同社社長に就任する。
 これはCCWJグループ内の人事異動。佐古新体制では、末安前社長が推進してきた自販機設置エリアの拡大戦略を引き継ぐ。
 佐古氏は山口県下関市出身。1947年8月29日生まれの58歳。下関市立大学中退。1969年山陽コカ・コーラボトリング株式会社入社。2001年コカ・コーラウエストジャパン常務執行役員兼マーケティング企画部長に就任。02年には同兼ベンディング事業統括部長を経て、06年1月に西日本ビバレッジの取締役副社長に就任していた。
 佐古社長は「副社長時代に末安社長の経営手腕を勉強させていただいた。悲願でもある日本一の自販機ベンダー企業を目指したい」と話している。
 同社は2003年12月設立、創業。資本金1億円でCCWJが100%出資している。従業員数は500人。05年12月期売上高は193億8,500万円。現在営業所として島根に1、岡山に2、広島に7、山口に2、福岡に10、佐賀に1、長崎に2の合計25の営業所を持つ。
 三笠コカ・コーラボトリングはCCWJが65.9%を出資する滋賀県、奈良県、和歌山県をエリアとする飲料製造企業。同社の05年12月期売上高は279億6,500万円に上る。