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2,500平方メートル規模の第2物流センターの建設を構想   やまだい   総合衣料品の大型店の多店舗化に伴い


 ファミリー向け総合衣料品店「やまだい」を福岡県内で7店舗運営する株式会社やまだい(うきは市吉井町若宮、山下哲生社長)は、2,500平方メートル規模の第2物流センターの建設を構想している。
 同社は今年8月をめどに直方市大字新入の複合商業施設「新入パワータウン」に既存店のほぼ2倍の売り場面積1,800平方メートルの「直方店」をオープン。同店をモデル店と位置付け、今後は大型店を出店していく方針。第2物流センターは、こうした大型店の本格的な多店舗化に備えて、システム開発・導入とともに構想しているもの。
 第2物流センターの具体的な建設時期や場所などの詳細は明らかにしていないが、甘木市大字中原の物流センター(床面積1,500平方メートル)の近隣を候補地に挙げている。店舗の大型化に伴い、取扱商品も増えることから、現物流センターの1.66倍の規模を想定している。
 店舗展開は直方店を皮切りに、1,650~2,000平方メートルの大型店を1、2年に一店舗のペースで出店していく方針で、「できたら数年後に北部九州に数十の店舗体制を目指す」(山下社長)という。
 同社は1974年10月設立。元々普段着の製造問屋として創業し、婦人服卸問屋を経て、87年に小売業へ転換。以降、豊富な品揃えと平均600円という手ごろな価格を強みに店舗展開。現在、吉井店、トリアス久山店、二日市店、大刀洗店、清川店、警弥郷店、田村店を運営し、05年8月期は売上高が19億円だった。