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東京支店を開設、首都圏で用地取得を加速   コーセーアールイー   3年後売上シェア30%目標


 福岡都市圏を中心にマンション分譲を展開する株式会社コーセーアールイー(福岡市中央区赤坂1丁目、諸藤敏一社長)は、東京都中央区日本橋3丁目に同社初の支店を2月26日に開設、今後首都圏内での用地取得を加速する。
 同社はこれまで福岡都市圏を中心に自社マンション「グランフォーレ」シリーズを32棟展開してきたが、東京都内を中心とした首都圏でのマンション事業の展開に備えて開設したもの。東京支店では首都圏のマンション用地の仕入れに力を入れ、3年後までに同社全体売上高の約30%のシェアを目指していくという。
 一時的に東京駅中央区日本橋3丁目の東京駅八重洲口のレンタルオフィスに入居するが、4月1日からは、東京都新宿区西新宿3丁目の「ワシントンホテル」向かいの新宿三井ビル2号館への移転を予定しているという。当初は2人体制だが、順次社員を増員していく。
 同社では「今後首都圏などでの用地取得を活発化し、首都圏でのマンション事業の拠点にしたい」と話している。
 同社は1990年12月設立。92年9月創業。資本金1億3,100万円。従業員数48人。04年8月に福岡のマンション販売会社としては初のISO9001を取得。05年1月には本社ビルが完成。同月、株式会社コーセーから社名を株式会社コーセーアールイーに変更。05年1月期売上高は32億6,600万円。05年内のマンション供給数は266戸。
 諸藤社長は福岡市博多区出身、1955年6月24日生まれの50歳。九州共立大学経済学部卒。趣味はゴルフ、スキー。