NEWS

  • 地域

浜松市に九州以外で初出店のラーメン店   アペックスフーズ   店舗展開に向け知名度アップ図る


 久留米、熊本両市内でラーメン店「龍の家(たつのや)」を運営する株式会社アペックスフーズ(久留米市小頭町4丁目、梶原龍也社長)は3月3日、静岡県浜松市鍛冶町に九州以外では初となるラーメン店を出店した。
 出店したのは同日付でグランドオープンしたフードパーク「浜松べんがら横丁」の一角で、今後の関東進出を視野に入れた出店強化への告知効果策として店舗の知名度向上を図る。
 店舗面積は約50平方メートルで、客席はカウンター、テーブル席合わせて23席。メニューはラーメン、餃子、ご飯類合わせて5品目となっている。
 梶原龍太副社長は「ラーメン店の集合施設への出店も初めてだったが、おかげさまでオープンからの出だしは好調。関東進出への足掛かりと位置付けているだけに、このまま好調を維持し弾みをつけたい」と話している。
 「浜松べんがら横丁」は遠州鉄道新浜松駅から北に延びる高架下沿い約1,900平方メートルの敷地を、都心ゲートパーク北地区整備事業としてアサヒコーポレーションが事業主体となり開発。建物は鉄骨一部2階建てで、延べ床面積約1,700平方メートル。概観は落ち着いた朱色(べんがら色)で統一して和の雰囲気を出しており、施設内はラーメン、焼鳥店13店舗が軒を連ねている。
 同社は1999年5月にレンタルビデオ店などを展開する株式会社アペックスの外食部門として設立、資本金は1,000万円、05年10月期の売上高は3億5,000万円、従業員数は90人(パート・アルバイト含む)。
 梶原社長は1946年8月20日生まれの59歳、久留米市出身、福岡大学中退、趣味は旅行。