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福岡市内の自社所有地で29階建て超高層マンション   福岡地所   11月着工で09年春頃完成予定、約170戸


 商業施設、オフィスビル、分譲マンション等開発の福岡地所株式会社(福岡市博多区住吉1丁目、八木聖二社長)は、自社所有地に29階建ての超高層マンションの建設を予定している。
 他社との共同事業で進めるもので、福岡市内の自社所有地に総戸数170戸前後で建設を計画中。着工は11月頃を予定しており、完成は09年春頃になる見通し。間取りや価格帯の詳細は未定だが、今年度中にも販売開始を検討している。同社担当者は「若いシングル層などもターゲットにする。セカンドユースや投資物件としても利用できるようなものにしたい」としている。
 同社は1997年から約7年間、分譲マンションの新規供給をストップしていたが、04年から再び新規供給を再開。05年に「香椎浜ガーデンズ」、今年は「ベイパークタワーズ福岡」を供給し、06年度計画で新たに2物件で約300戸前後を検討していた。今回の超高層物件でそのうちの170戸前後を供給する考え。
 同社は1961年7月設立。資本金は20億円。04年5月期の売上高は120億円。従業員は120人(04年5月)。05年10月に商業施設運営子会社エフ・ジェイ都市開発と合併した。
 八木社長は広島県出身。1945年7月3日生まれの60歳。東京大学法学部卒。