NEWS

  • 地域

渡辺通4丁目に350台の自転車・バイク駐輪機を設置   トーマス   商業施設「BiVi福岡」1階部分に


 遠隔操作付き駐輪機の製造販売を手掛けるトーマス株式会社(福岡市博多区吉塚8丁目、小野原龍弘社長)は4月1日、同市中央区渡辺通4丁目の「BiVi福岡」の1階部分に大型バイクも可能な有料自転車・バイク用駐輪機を新たに350台設置する。
 場所は「BiVi福岡」の1階部分、敷地面積725平方m。これまで無料駐輪場だった部分を有料化する。大型バイク駐輪機40台、原付バイク駐輪機74台、自転車駐輪機186台の計350台の収容が可能。これはバイク駐輪台数としては九州最大規模となる。価格はバイク、自転車ともに2時間無料、24時間で大型バイクが300円、原付バイクが200円、自転車は100円と、都心部に比べ料金設定は安め。
 小野原社長は「現状として天神地区でバイクの駐輪スペースが少ない。時間、場所によって料金設定を変えることで利用しやすい駐輪場として今後多くの人に利用してもらいたい」と話している。

 サービス専門の新会社を設立 

 また同社は、1月27日付で同社が手がける遠隔操作駐輪機の管理、運営、巡回などのサービスを主に運営する新会社「トーマスステーションサービス有限会社(博多区吉塚8丁目、小野原龍弘社長)」を設立した。
 これは同社が今まで運営してきた管理サポート面でより細やかなサービスの提供を目指す目的で設立されたもの。サービスの専門会社として福岡地区で7,000台の駐輪機を納入している同社の管理機能を強化する。
小野原社長は「4月から本格的にお客さまへのサービスの強化を図る内容で女性スタッフを中心にきめ細かいサービスを提供していきたい」と話している。
 同社は1999年1月設立、資本金1,200万円。従業員数18人。
 小野原社長は佐賀県鹿島市出身、1960年8月21日生まれの45歳。趣味はテニス。