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熊本市の新建の営業を譲り受け   越智産業   06年5月予定


 建築資材および住宅設備機器卸の越智産業株式会社(福岡市中央区那の津3丁目、越智通広社長)は3月10日、建築資材の販売、不動産の賃貸を手がける株式会社新建(熊本市上熊本2丁目、津田勝人社長)と株式会社新建の建築資材販売の営業を越智産業株式会社の連結子会社で譲り受けることについて基本合意書を締結した。
 株式会社新建は1956年1月に設立、熊本県全域および鹿児島県の一部をエリアとして営業を続けているが、今回、更なる営業基盤強化を図るため、建築資材販売の営業を越智産業株式会社の子会社で譲り受けることになった。譲り受ける部門の売上高は04年11月期が43億6,300万円、05年11月期が45億6,000万円。株式会社新建の資産のうち営業に必要な固定資産などについては譲り受ける予定で、債権・債務については引き継がない。また、株式会社新建の従業員については、譲受会社において雇用する予定だ。営業譲渡の対価を含めた詳細は今後協議していくもので、4月1日に営業譲渡契約締結、5月1日に営業譲受を予定している。
 株式会社新建は、1956年1月に設立。資本金は3,500万円。従業員数は61人。
 越智産業株式会社は1955年5月創業、58年10月設立、資本金は6億5,419万円、売上高は544億2,700万円(2005年3月期)、従業員数は361人。
 越智社長は、福岡市出身、1957年3月8日生まれの48歳。早稲田大学政経学部卒業、趣味は読書。