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通販分野専門の「ダイレクトマーケティング部」を新設   電通九州   総合的に通販コンサルティングを展開


 広告会社・株式会社電通九州(福岡市中央区赤坂1丁目、中野正道社長)は4月1日、ソリューション本部に通信販売分野のコンサルティング業務を専門に行う「ダイレクトマーケティング(DM)部」を新設した。
 これは生活者と広告主、メディアの環境変化に対応し、機能を高める組織体制構築の一環。近年、広告市場において通信販売分野のウエイトが高まるなか、従来の関係部門間の横断的な対応から、ワンストップでより専門的に広告主のニーズに応える部署を新設し、通販関連広告主の開拓を推進する。DM部長は小野和美同本部ソリューション開発部長が兼務し、小野部長以下、兼務者を含めて当初は7人体制を採る。
 昨年6月に就任した中野社長は、同7月に営業部門と一体となって総合的なプランを作る「アカウントプランニング部」を新設し、社内の一層の有機的、複合的な結合を図るなど、さらにその機能を高める組織体制を目指している。
 同社は株式会社電通の国内営業ネットワーク再編に伴い、1995年1月に株式会社電通100%出資の地域会社として設立。資本金4億円。従業員数189人。05年3月期の売上高は前期比22.6%増の309億300万円で、九州の広告会社としては売上トップに位置する。