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障害者就業支援事業をスタート   ジャストヒューマンネットワーク   新法施行などを受け


 人材派遣の株式会社ジャストヒューマンネットワーク(福岡市博多区博多駅東2丁目、横山宗祐社長)は、4月から障害者就業支援事業をスタートした。
 これは今年4月1日に施行された『障害者自立支援法』を背景に、障害者の就業支援および、企業の障害者受入れ態勢づくりをサポートしていくもの。また、同社は来年で創業十周年を迎えることから、その基盤づくりプロジェクトと位置づけ、地域貢献の視点に立って同事業を推進していく。
 一般企業は従業員の総数に対して、一定数の障害者の受け入れが義務付けられているが、中小企業ではほとんど実現できていない。同社は人材派遣事業で培ったノウハウを活用して、雇用のミスマッチ、あるいは就業する障害者のやりがいや教育に対する配慮を施しながらサポートしていく。すでに4月からは、障害者福祉のエキスパートとして2人の専任者を迎えており、障害者の様々な就労モデルを提案、また新たに構築をしながら、障害者と企業の両者をサポートしていくという。
 同社では「06年中に障害者20人の就業化を目指すとともに、年内には特例子会社を新設し、この事業の確立を目指したい」と話している。
 同社は1998年1月設立、資本金は2,000万円、売上高は約22億円、社員数は40人。常時雇用派遣スタッフ数は約890人。
 横山社長は大分県中津市出身、1940年11月29日生まれの65歳。大分県立中津東高校卒、趣味は写真、水彩画。