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今期、福岡、佐賀にコンビニ25店舗出店   エムエス九州   111店舗体制に


 イオングループのコンビニエンスストア「ミニストップ」を九州地区3県で94店舗展開するエムエス九州株式会社(博多区榎田2丁目、荒川勤社長)は、今期福岡20店、佐賀5店の合計25ヵ所の出店を計画している。
 福岡地区は福岡市および筑後・筑豊地区、北九州市に計画しており、5月末までに、福岡市内に3店、筑豊地区2店、北九州市2店、久留米、甘木に各1店の合計9店舗出店する。また、7月には筑豊地区に100店舗目の出店を計画している。荒川社長は「筑豊地区は現在3店舗展開しておりイオンの認知度が高いことやファストフードが支持されていることから好調なエリア」と話している。佐賀地区は佐賀市内および鳥栖市、唐津市などに計画している。

 3月期売上高は前期比23・8%増の122億円

 同社06年3月期決算は、売上高が前期比23・8%増の122億円、経常利益は前期の経常損失1,300万円から2,600万円の黒字に転じた。
 増収増益となったのは店舗数の増加に加え、既存店売上高も前期を1・1%上回ったこと、ファストフードの売り上げが好調だったため。今後の展開について、荒川社長は「2015年度までに九州各地で500店体制を目指していく」と話している。今期は売上高156億円、経常利益1億円を見込んでいる。
 同社は2002年3月設立、資本金1億円、福岡に81店、佐賀に11店、大分に2店を展開している。荒川社長は、1951年11月生まれの54歳、札幌市出身、明治大学経営学部卒、趣味はゴルフ、旅行。