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新社長に舛田圭良副社長が昇格   五洋食品産業   舛田幸一社長は会長に


 冷凍ケーキ製造業の五洋食品産業株式会社(福岡市博多区東那珂2丁目)の新社長に6月1日付で舛田圭良副社長が昇格した。舛田幸一社長は会長に就任した。
 同社は2000年の舛田社長の病気をきっかけに、翌年から舛田副社長を中心とした組織体制に移行しており、昨年6月にはISO9001の取得し、新たな社内体制や人事が整ったことから、6月の新年度スタートに合わせてトップ交代したもの。
 舛田新社長は福岡市東区出身。1969年1月9日生まれの37歳。九州大学農学部卒。卒業後93年日野自動車に入社、レース用エンジンの設計開発、製造業の基礎を学んだ後、98年1月同社に入社。工場勤務、工場長、取締役専務を経て、05年代表取締役副社長に就任。
 舛田新社長は「財務の面や社内体制も整い、これから若い社員とともに力を合わせ企画、開発力をいかした経営に力をいれていきたい」と話している。
 同社は1970年創業、75年5月設立。資本金4,000万円。従業員数75人(アルバイト・パートも含む)。主に生協やレストラン、ホテルへ独自の生産方法で冷凍ケーキを出荷している。06年5月期の売上高は9億7,000万円。