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配送センター増築し営業部移転   田中三次郎商店   6月中に完成


 水産用ネット・ふるい網等卸の株式会社田中三次郎商店(小郡市小郡、田中宏社長)は、6月中の完成をめどに本社近隣に配送センターを増築している。
 これまで、本社内に営業部門を置いていたが、業務効率の改善を目的に配送センターに移設するに伴い、同施設を増床するもの。場所は大分自動車道沿い、鳥栖インターチェンジ~県道131号との交差地点までの区間内。今回の増築部分は2~3階の延べ床面積が300平方m。1階はオープンスペースとなり、2階は作業場、3階は休憩室や応接・会議室、シャワー室などを設ける。現存部分は2~3階の延床面積が約830平方m。1階の車庫は現状通り使用し、2階は事務所と作業場として使用していた部分を事務所に、ストックヤード部分は現状通り、3階の作業場は梱包資材置場とする。事務所面積は3~4倍となり、本社から営業部門が移転する。作業場はワンフロアに統合され作業効率向上につながる。本社には社長室と経理・管理部門を残し、応接スペースを拡張する。設備投資額は8,000万円~9,000万円になる見通し。
 同社は1877年創業、1954年6月設立、資本金1,000万円、従業員12人。05年9月期は売上高が8億1,800万円、経常利益が3,300万円。