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11月までに県内で3店舗出店予定   マックスバリュ九州   今後は福岡で出店を加速


 九州全域でスーパーマーケットを展開するイオングループのマックスバリュ九州株式会社(福岡市博多区博多駅東3丁目、坂野邦雄社長)は、11月までに県内で3店舗を出店する。
 九州で最も大きいマーケットである福岡商圏での出店を加速し地盤強化を図る。7月上旬に北九州市門司区上馬寄、10月に福岡市東区千早2丁目に出店。さらに、11月頃に糟屋郡志免町別府に出店する。直営店舗面積はいずれも約2,000~2,400平方メートルのスーパー・スーパーマーケットと呼ばれる形態。敷地面積は門司店が約1万4,370平方メートル、千早店が約8,200平方メートル、志免店が約13,500平方メートル。門司店は書籍、レンタルビデオ店、クリーニング店など、千早店はクリーニング店と花屋など、志免店はドラッグストアやクリーニング店、レストランなどとの複合店舗になる。坂野社長は「今後は九州の約37%の人口が集まる福岡県でのシェア拡大を目指し出店エネルギーの約5割を集中するとともに残りの約5割のエネルギーを他県のドミナント補強にあてる」と話している。また、同社は11月頃、熊本県荒尾市原万田にも出店する。イオングループのデベロッパー・ロック開発株式会社が開発する近隣型SCの核店舗として出店するもので、敷地面積は2万7,500平方メートル、直営店舗面積は約2,160平方メートル。
 同社は、03年11月に株式会社ハロー、西九州ウェルマート株式会社、マックスバリュ九州株式会社が合併して、新生マックスバリュ九州株式会社として発足。資本金は3億円、売上高は847億円(06年2月期)、従業員数は6,859人(社員651人、フレックス社員他6,208人)、現店舗数は89店舗(06年4月20日現在)。
 坂野社長は1945年1月2日生まれの61歳、兵庫県出身、趣味はテニス、ゴルフ。