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韓国・ソウルに共同で販売会社を設立   パラマ・テック   海外販売拠点は3カ所目


 医療用器具の製造・販売の株式会社パラマ・テック(福岡市東区社領2丁目、深水哲二社長)は、7月1日付で韓国・ソウル市に販売会社の「株式会社パラマ・テックグローバル」を設立した。 
 パラマ・テックの韓国の販売代理店に勤めていた魯氏と共同で出資、同社の韓国における販売拠点として設立したもの。資本金は日本円で1,500万円、パラマ・テックは資本金の30%にあたる450万円を出資した。社長には魯氏が就任した。新会社ではすでに家庭用心電計を5,300台(1億2,000万円相当)受注しているという。同社は5月20日にもアメリカ・サンフランシスコに子会社「パラマ・テックUSA」(神谷英明社長)を設立、FDA(アメリカ食品医薬局)の認可が下りる予定の8月から、製品の販売を開始する予定。
 深水社長は「国内は昨春の薬事法改定で規制が厳しくなっており、今後は積極的に海外展開に取り組んでいく」と話している。同社は台湾にも合併会社「TAIWAN PARAMA Co.Ltd」がある。
 同社は1988年10月設立、資本金は1億2,300万円。従業員は79人(パート・アルバムを含む)。06年3月期は売上高11億円、経常利益2,500万円。