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台北に最高級宝飾店を出店   サダマツ   海外は9店舗目


 宝飾品販売の株式会社サダマツ(福岡市中央区赤坂1丁目、貞松隆弥社長)は、年内に最高級宝飾店を台湾の台北市に出店する。海外への出店は9店舗目。
 出店するのは「フェスタリア・ビジュソフィア」で、30代の働く女性から団塊世代の女性をターゲットに自社企画高級宝飾品ブランド「ヴェレッタ・オッターヴァ」をはじめ、バッグや時計、服飾品などを取り扱っている。今年2月に店舗住居一体型複合施設・表参道ヒルズ(東京都渋谷区神宮前4丁目)に出店した1号店が好調で今後東京・大阪で多店舗展開することから、台北への出店を決めたもの。出店先は日系百貨店を予定している。日本で展開している「フェスタリア・ビジュソフィア」の売場面積は30から40平方メートルで、平均客単価は通常店の4・5倍の10万円前後、1店あたりの年商8,000万円を見込んでいる。台湾には昨年9月子会社のヴィエールインターナショナルを設立し、現在ヴィエールブランドで8店舗展開している。「フェスタリア・ビジュソフィア」ブランドでは中国・上海にも新たに出店する計画。
 貞松社長は「現在ベトナムに生産拠点を建設中でもあり、今後は日本国内だけでなくアジアを見据えた店舗展開を一層強化していきたい」と話している。
 同社は1964年設立、資本金7億3,955万円。従業員数は428人(06年1月1日現在)。店舗数は国内にジュエリーショップ、眼鏡店など78店舗、海外(子会社)に8店舗。
 貞松社長は長崎県大村市出身。1961年12月22日生まれの44歳。成城大学経済学部卒。趣味は楽器演奏。